近年の水産加工業界では、消費者の「簡便性」志向や外食・中食分野における人手不足を背景に、下処理済み・調理済みなどの加工水産品への需要が高まっています。
水産庁によると、水産加工業では現在、原材料の安定確保、従業員不足、経営体力の不足などが重要な課題となっています。一方で、消費者ニーズの多様化に対応するため、生産・加工・流通・販売が連携した商品開発の重要性も高まっています。
また、2025年の国内冷凍食品生産量は157万4,172トン、前年比2.4%増となり、工場出荷額は8,577億円と過去最高を更新しました。業務用分野では、人手不足への対応として、素材そのものだけでなく、調理工程を簡略化できる半調理品などの利用も広がっています。
こうした市場環境を背景に、水産加工業界では、
調理時間を短縮できる商品
人手不足に対応した簡便な加工品
骨取り・カット済みなどの下処理済み商品
冷凍技術を活用した品質保持
原料販売から加工・商品開発へのシフト
OEM・PBによる高付加価値商品の開発
などが、今後の商品開発における重要なテーマとなっています。
当社では、水産原料の調達・加工から商品企画、仕様設計、OEM・PB商品開発まで、国内市場のニーズに合わせた商品づくりに取り組んでいます。
今後も市場動向を的確に捉え、安全性・品質・利便性を兼ね備えた水産加工品の開発を進めてまいります。