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冷凍食品市場の拡大と業務用商品の需要

業界ニュース

日本の冷凍食品市場では、近年、家庭用だけでなく業務用分野でも需要が拡大しています。

日本冷凍食品協会が発表した2025年の統計によると、冷凍食品の国内生産量は157万4,000トンとなり、前年から2.4%増加しました。国内生産額も8,577億円と前年比6.4%増加し、過去最高を更新しています。また、国内消費量は初めて300万トンを超え、1人当たり年間消費量も24.6kgと過去最高となりました。

業務用冷凍食品の需要が拡大

外食産業やホテル、給食、中食などの現場では、人手不足への対応や調理工程の効率化が重要な課題となっています。

こうした背景から、下処理済み・カット済み・味付け済み・加熱調理済みなど、現場での作業時間を短縮できる冷凍食品への需要が高まっています。

特に業務用市場では、ホテルや宿泊施設などの需要が伸びており、人手不足に対応できる商品が市場で求められています。

水産加工品にも広がる「簡便性」ニーズ

水産加工品においても、単なる原料供給だけではなく、調理現場の負担を軽減できる商品開発が重要になっています。

例えば、

  • 骨取り済みの切身
  • サイズ規格を統一したカット魚
  • 味付け済み水産品
  • 衣付き・揚げ調理対応商品
  • IQFによる必要量だけ取り出せる商品
  • 業務用・給食向けの大容量商品

など、「使いやすさ」と「作業効率」を意識した商品が求められています。

また、冷凍技術の進歩により、保存性だけでなく、品質を維持しながら必要なタイミングで使用できることも冷凍食品の大きなメリットとなっています。

今後の商品開発に求められること

今後の冷凍食品市場では、単に「冷凍する」だけではなく、原料選定から加工、規格設計、包装、調理方法までを考えた商品開発がより重要になると考えられます。

当社では、水産原料の調達・加工から、商品企画、仕様設計、OEM・PB商品開発まで、お客様のニーズに合わせた水産加工品の開発に取り組んでいます。

市場の変化を捉え、「安全・品質・利便性」を兼ね備えた冷凍水産加工品を通じて、外食・中食・給食・小売など、さまざまな食品分野への提案を進めてまいります。